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2015年6月17日 (水)

負けてもこの一手

囲碁では、将棋でもそうだが、ある局面の次の一手について
「負けてもこの一手ですね。」
と解説されることがある。

囲碁は基本的にどこに石を打っても良いのでその組み合わせ
は膨大。古今東西全く同じ進行をした試合は無い。これか
らも起きないだろう、と将来のことなので、一応推定の形に
しておく(笑)。

余談だが、チェスの人間チャンピオンはコンピュータに既に
負けている。将棋は、プロの高段者でも負けている。ただし、
名人など最高位の人は負けていない、というか、ビジネス的
な側面もあり対局が実現していない。囲碁においては、
コンピュータは低段のプロに対してさえも全然勝てない。
この理由の一つは盤面の大きさの問題だ。将棋とチェスは
8×8。ただし、将棋はチェスと違って取った駒をまた使える
ので組み合わせが飛躍的に高まる。囲碁は19×19。これだ
け大きいと、将棋などとの比ではない。

実際の対局では、打てる地点全てが次の手の候補という
わけではない。石の形というのがある。これは石の配置の
事。石の形を見れば、弱い人か強い人か分かる。ただ、
これが分かる人は強い人だ・・・・(^^;)。石の形が悪い
と、石の働きが重複したり、繋がっていない石ができるの
で弱くなる。

ランニグフォームを見て、綺麗な人は大体速いし、姿勢の悪
い人はどこかに無理・無駄が入っていることと同じ。

冒頭の言葉はこの"石の形"や"試合の流れ"を重要視したもの
だ。ある手が良さげだったとしても、それらが変だと、部分
的には良かったとしても全体的には何らかのシッペ返しが来
る。何十手も読む必要はなく、直観的にこの局面での形は何
か、他の手は何か変だと感じるかどうか、そういう感覚がプ
ロとアマ、強い人と弱い人を分ける。

この感覚は日頃の練習、経験が欠かせない。

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