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2018年6月

2018年6月 2日 (土)

オーケストラとギター

2018年5月13日(日) 佐渡裕指揮の
トーンキュンストラー管弦楽団演奏会@県立劇場。
嫁さんに誘われて行ってみた。席もSとちょっと
奮発。彼は以前は「題名のない音楽会」もやって
いたし、今もっとも人気のある指揮者の一人で
ある。熊本には結構来てて、つい3月にはスーパー
キッズオーケストラを率いて菊陽町図書館ホール
にも来てくれた。平日だったので僕は残念ながら
行けなかったが嫁さんはしっかり聞きに行った
ようだ。

Photo

さて、メインの曲はお馴染みの
ショスタコーヴィチ交響曲第五番ニ短調。
メンバーは80人位の規模だろうか。生で聞くの
はさすがに迫力があり大感動。曲後は聴衆の
一部は立ち上がり惜しみない拍手を送っていた。

佐渡さんが袖に下がり、舞台に再登場のときは、
ちょっとした仕掛けがあった。オケがハッピー
バースデーの曲の演奏を突然始める。佐渡さん
びっくり。実は佐渡さんの誕生日だったのだ。
さらに、舞台にはなんと館長の姜さんも
サプライズ登場。確か朝には、関口宏のサンデー
モーニングに生出演していたはず(笑)。
収録後駆けつけてくれたのだ。

こうやって、このコンサートは大盛況のうちに
終わった。

さて、今日は、健軍コンサートホールで開催
された山下紅弓(やました こゆみ)さんの
ギターリサイタル。今度は僕が嫁さんを誘う。
彼女は、あの著名なギタリスト山下和仁の娘
さんだ。3月まで熊本大学の理学部学生で、
今は九大の大学院に通う。

Photo_2


上記写真は熊大のウェブサイトから。詳しくは下記で。
https://www.kumamoto-u.ac.jp/daigakujouhou/kouhou/kouhoushi/kumadainow/people/p160623

数ある楽器でメロディと伴奏を一遍に奏で
られる楽器は多くない。ピアノの類いと
ギター位だ。それ故、これらの楽器はときに
小さなオーケストラと呼ばれることもある。

お父さんが偉大だし、本人はアマながらそこそこ
の弾き手、かつ若くて美人とくれば、当然ながら
ギター界で今、超人気の人なのである。

今日初めて聞いたのだが、音が柔らかく、
時に情熱的にときに優しく奏でるギターは
素晴らしかった。熊本マンドリン協会との協奏曲
もあり、思わぬ幸運だった。


アンコールはムソルグスキー「展覧会の絵」より
「プロムナード」。展覧会の絵はピアノ曲であるが、
ラヴェルがオーケスラ用に編曲した版が一般的に
有名。それを、父、山下和仁氏がギター独奏に
編曲をして、当時前人未踏の大偉業と言わせしめた。
それを持ってくるとは心憎い。ピアノより音域に
制限のあるギターの方が、超絶的に演奏が難しいはず。

彼女は熊本を離れたとはいえ、これからもこの地で
演奏会を時々開く予定らしい。楽しみな存在である。

大きなオーケストラと小さなオーケストラ。
どちらも変わりなく素晴らしい演奏会だった。