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2017年2月13日 (月)

マチスとルオー展

汐留のパナソニックミュジーアムで開かれている
展覧会。10年位前に確かきたような気がする。

12月末から職場が汐留になって展覧会のポスターが
毎日目に入り気になっていた。

この美術館は元々マチスのコレクションが多い。
それで、マチスの親友だったルオーも一緒にした展覧会
が企画されたようだ。

20170212_135150_resized

マチスは明るい色彩が魅力的。同時代のゴーギャンや
ピカソをも連想させる。描きっぷりもキュービズムみたいな
ものもあり楽しい。

ルオーは黒い輪郭を使った作品が面白い。大体ひと目
で彼の作品と分かる。晩年のキリストの肖像画の連作
は印象的。カトリック教会に評価されていて、そのため
バチカン宮殿にも彼の展示室があるらしい。行ってみたい
ものだ。まぁ、入れないけど、、、、(笑)

2017年1月14日 (土)

展覧会

話題の展覧会に行ってきた。

一つは「クラーナハ」。
会場は世界文化遺産にもなった国立西洋美術館。
「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」
が評価された。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2016cranach.html

Photo_3

クラーナハは16世紀にオーストリアで活躍した画家。
当時の様子が生き生きと伝わってきて秀逸。
下の男性はあの怪力・ヘラクレス。ここでは女性に誘惑されて
メロメロになっている(笑)

Photo_2

次は横浜に移動して篠山紀信展。
http://yokohama.art.museum/exhibition/index/20170104-477.html
有名な(見たことのある)写真もたくさんあって、
楽しかった。こんな写真をみると、技術よりも何かそれ
以外の大切なものがないとこんな写真は撮れないんだ
ろうなと思う。それって一体なんなんだろう?

好きな写真。肉体美に感動。
バレーダンサーのウラジーミル・マラーホフ。

Photo

1/14 RUN:
10km 1:1'54"
@蒲田~新蒲田~六郷土手~蒲田

2016年12月10日 (土)

藤澤浮世絵展

藤沢市にある浮世絵美術館に行ってきた。
距離はあるが、東海道線で蒲田から40分程度。
近いといえば近い。

Photo

http://fujisawa-ukiyoekan.net/

こっち方面には初めてだ。駅を降りると意外に賑わって
いてびっくりした。神奈川で人口ベスト3は、横浜市、
川崎市、相模原市の3大政令都市。横須賀が長らく4番目
だったが、2012年に藤沢市のが抜いたらしい。そんな
勢いのある感じの街がした。

この美術館は無料。しかし、作品は充実している。
メジャーな作品はないものの、藤沢が書かれている絵で
埋め尽くされていて、東海道の中でとっても風光明媚
だったんだなぁ、と思い起こされる。特に、江の島や
時宗総本山清浄光寺(遊行寺)が描かれたものが多い。

今度江の島に行くのが楽しみになってきた。

12/10 RUN
10km 59'20"
@蒲田~ガス橋 往復

2016年9月 8日 (木)

棟方志功記念館

八甲田さんロープウェイ出発。
深い緑の森林の中の一本道。
気持ちの良いドライブが続く。

途中南八甲田山に右折する分岐があった。雪中
行軍の慰霊碑があるらしいのだが、ここは割愛する。
多分1時間もかからなかったと思うが、15:00頃
青森市街に入った。約30万の都市らしい。
車が何となく少ない感じがする。運転していて、
全然怖くないのだ。

最初に向かったのは棟方志功記念館。
版画家である。彼が生前のときに作られた専用の美術館。

20160904_145627
30作品程をじっくりと見てもらいたいという希望で、
こじんまりとした美術館となっている。彼は自分の
ことを板画家という。板を彫る、板の魂を聞くという
ことを強調しているのだそうだ。

中学のとき、西川先生という美術の先生がいた。
その授業で、
「版画の特徴は何か」
と質問されたことがある。僕は、
「背景が単純なことです。」
と答えた。今考えると、全く的を外した答えだった(汗)。
そのときまでに見たものがたまたまそういうもので
あっただけで、版画といえども複雑な絵は作れる。
そういうことではなく、先生は、
「何枚でも同じものが作れること」
だと言われた。なるほど、版画の本質はここにある。

大量に絵や文書が必要なとき、昔ならばそれは版画に
するしかなかった。こういう実用的なところから出発
している。そして、大量コピーの手段として、版画に
する必要がなくなった現代においても、その様式を
用いているという芸術なのである。木版画や
エッチングを始めその表現は多彩だ。

今でも当時の版木を使って刷れば、その当時と同じ
出来立てほやほやの作品が生まれる。
それが、年々劣化していく絵画などとは違う。
でも、本なんかと同じで、初刷り版というのは
価値が高い。

見たかった作品が展示してあった。
写真撮影はできなかったのでネットから取った写真。
「二菩薩釈迦十大弟子」

Photo_3
釈迦の十名の弟子達と文殊菩薩、普賢菩薩を彫った屏風である。

30分程鑑賞してから、次の場所に移動した。

2016年7月20日 (水)

ルノワール展

そう言えば、ルノワール展が開催されていたのを
思い出した。六本木の新国立美術館で8/22まで。

時間があると思って油断していると、あっと言う間に
期間が終わってしまう。

日本人は印象派が好きだと思う。この手の展示会
は多いし、モネ、ゴッホ、セザンヌ、ドガ、シスレー
など人気画家が多い。

印象派の絵は一目きれい。それ以前の神話を題材に
したり暗い色調だったのに比べると、明るい光が
たっぷりあるし、自然や普通の人々を描いている。
そこが日本人の心にフィットするのだろうか。

それに、江戸時代の浮世絵は印象派に多大な影響を
与えたことで有名だ。そんな日本的な構図が、印象派
にはあるからなのかも知れない。

「田舎のダンス」と「都会のダンス」という2枚の絵
がある。一方の絵では、男性がパリ在住の田舎出身と
ダンスをしている。他方の絵では都会出身の女性と
ダンスをしている。

田舎の女性はポッチャリとした感じで、どこか垢抜けない。
都会の女性は背中がざっくりと空いたドレスを着ていて
髪もキュッと結んで洗練された感じ。ルノワールが
選んだのは都会の擦れた女性よりも、田舎の明るい
健康美人だった。興味深い。

演奏会が終わったら早めに行かなければ・・・・。
若冲の二の舞にはなりたくない。

2016年5月22日 (日)

伊藤若冲展

伊藤若冲を初めてみたのは、平成19年のお正月。
家族で出かけた九州国立博物館だった。

江戸時代の画家なのに赤や青を強烈に使う異色の人
なんだなと思った。当時の日本画とはまるで違い、
現代の作家が書くような鮮やかな色彩だった。
モチーフは鶏、虎、象、鯨、野菜、魚、貝、昆虫
など生き物全般に及ぶ。いっぺんに魅了された。

それから9年、若冲の生誕300年の展覧会が上野で
開催中。連日の混雑だが、意を決して本日出かける。

8:30に到着してまずチケットを買うのに20分。
それから会場に入るのに3時間弱。並んでいる最中、
給水所が4ヶ所に設置してあった。それからおしぼり
や日傘のサービス。主催者側もかなり安全には気を
使っておられるようだ。しかし、救急車で運ばれて
いる方がいた。天気が良かったので体調を崩され
たかも。

下記の青がチケットを買うまで。橙色が入館するまで。
入館後も入室まで30分はかかったのだが・・・・。

Photo


入場まで時間はかかったが、文庫本相当がまるまる
一冊読めて、普段なかなか時間がとれないだけに
これはこれで良かった。

展示会は九州国立博物館のときより、質・量ともに
すごい。一体この人は何者だと、恐れさえ感じさせる
ものだった。

退館は15:00過ぎ。さすがに足がパンパンに張って
痛~い。まるでフルマラソンの30km過ぎ状態だ。
(T~T;)

遅めの昼食は久し振りの一蘭亭で。

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2016年5月 7日 (土)

黒田清輝展

今日は東京に移動予定。午前中熊本空港に来たとき
には一帯が濃霧に包まれていて発着できるか微妙な
状態だった。視界50m位だったろうか。

案の定、着陸が滞っていて飛行機が上空を旋回して
いるらしい。館内放送でも着陸できないかも知れず、
引き返すかもと言っている。あぁ~と思っていた
ところ、20分遅れ位で着陸できたようだ。濃霧は
相変わらず晴れておらず、よくぞ着陸したなと
感心する。

連休のUターンやボランティアの戻りだろうか、
空港は混雑している。飛行機も満席だった。

午後一には東京に着いたので上野に行ってみる。
伊藤若冲展を狙っていたのだが、想定通りの大混雑
のよう。入場は70分待ちになっていた。これは
年休を取って平日に行くしかない!もう一つの狙い
『特別展「生誕150年 黒田清輝─日本近代絵画の巨匠」』
に行く。久し振りの国立博物館。

意外にも館内は混雑していなく快適に鑑賞できた。
黒田は「近代洋画の父」といわれる明治期の巨匠だ。
「湖畔」「読書」など有名絵画のいくつかは見た事
がある。「智・感・情」や「野辺」などの婦人裸体像
も美しい。

その中に「マンドリンを持てる女」(1890-91年)という
作品があった。フランスで留学中に書かれたものだが、
当時マンドリンがフランスにもあったというのが興味
深い。手にしているマンドリンは「ローマ型」と
呼ばれるものだ。他に「ナポリ型」、「ポルトガル型」
「バンジョー型」などがある。

この妖艶なご婦人はどんな曲を弾いていたのか、
腕前は?など興味は尽きない。

Images

黒田は元々法律家としてフランスに留学したが、洋画に
転向した異色の人。後には美術学校の教授、美術行政、
政治家としても活動した。その足跡がわかる良い展示会
だった。

黒田に影響を与えた作家として、ミレー、モネ、
コラン、シスレー、青木茂などの作品も展示して
ありお得感満載だった。

2016年1月12日 (火)

デビッドボウイとテクノロジー

一昨日の10日、デビッドボウイの訃報が世界中を駆け
巡った。北朝鮮の核実験も深刻なニュースだったが、
こちらの方がメディアでの取り上げ方は大きいような
気がする。特にヨーロッパでは。

偉大なミュージシャンであるけど、個人的にはあまり
好んで聞いた記憶がない。高校の頃聴いた
Let's Dance(レッツ・ダンス)位か・・・・。
本田・ステップワゴンのCM。

BBCのニュースサイトを見ると、さすがに何本もの
記事がUPされている。中でも"The internet pioneer"
(インターネットの開拓者)というのが興味深い。

「David Bowie is best remembered for his music -
but he was also groundbreaking in his use of
technology, not least his internet service,
BowieNet, which launched in September 1998.」

"デビッドボウイは音楽で最も記憶に残る人だ。
しかし、テクノロジー、特にインターネットサービス
のボウイネットで画期的だった。それは、
1988年の9月に始まった。"

1988年と言えば、インターネットが商用でようやく
始まっていた頃だが一般利用は珍しかった。その頃
から既にインターネットを始めとした、今でいう
デジタルでの表現の可能性を理解していたという点で
すごいと思う。

記事にあったのは、デビッドボウイと共作ができる
"Cyber song contest"を開催したり、バーチャル世界
を作ってそこにアバター(仮想世界での自分の分身)
を置いてコミュニケーションをさせたり。今では
当たり前になっているアイディアだ。

冥福をお祈りする。

今日は冬らしい冷え込んだ一日。夜走るのに、
ちょっと気合が必要だった。

1/12 RUN:
15.5km 1:32'55"
@蒲田~ガス橋周回

2015年12月19日 (土)

書を捨てよ町へ出よう

B団の練習日。いつものように芸術劇場へ。

すると人だかりが。寺山修司の「書を捨てよ
町へ出よう」の公演が催されていたのだった。

学生の頃彼を知ったとき、もう他界していた
(1983年没)のだけど、まだ日が浅かったので
遠い人のようには思えなかった。

彼の著作をなんか読まなくてはと思い選んだのが
タイトルの本だった。もともと1963年に評論集
として書かれたものが劇映画に書き直された
ものだ。

乱暴にいうと、書斎に閉じこもっていないで外に
出て色々経験しよう、という主旨の内容。
受験勉強から解放されていた頃だったので、
"これは!"と思い選んだのだった。

しかし、多分、完読していない。彼の文章にあまり
馴染めなかった。今読めば違うと思う。
そんなちょっと中途半端に終わったけど、ずっと
気になっていた彼のことと、この本。思いがけず
出会えてハットした。寺山が没したのは47才のとき。
いつの間にか追い越してしまった。

あのときの思いを完結させたく、改めて再読したく
なった。

練習後はパート移動で出ていく団員の壮行&
新人さん歓迎のパート会。肉をタップリ食べて
満足の会だった。

芸術劇場のポスターより

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2015年12月 9日 (水)

春画展

昨日は皇居の前に永青文庫で開かれている春画展
に行ってきた。

永青文庫は肥後の殿様の細川家が東京・目白に構える
美術館。熊本県立美術館にも「永青文庫展示室」が
ある。今は江戸川橋公園となっている付近一帯は、
細川家の元お屋敷で、その広さはかなりのものだ。

平日だが、噂に違わずかなりの人出。高齢者が多い。
平均Over60か。女性の割合が5割以上だ。友達連れ
から旦那さんと一緒とか。美術館自体そんなにキャパが
無いのでとても混雑した。休日の混雑を避けるつもり
だったのだが、これじゃあまり違わなかったか。

ポスターとかなんかはかなり抑制されているのたが、
ここでは無論ノーカット。18禁の世界だ(笑)。

2013年大英博物館開かれた春画展は大好評だった
そうで、なかなか日本で開けなかったのは関係者や
研究者の課題だったそうだ。単に、春画の性的表現だけ
をみせるというのは、公共性としての意味は無いわけで、
社会や文化の関わりの中で、それがどのような役割や
存在だったのか、学問的な付加価値をつけることで、
はじめて公衆に問いかけ可能となる。

その点、もう少し深堀りがあっても良い気がしたのだ
けど、総じて良い展示会であったと思う。

春画展の特設ショップでは、Tシャツやトートバッグ
をはじめ大胆なデザインが。表現は抑えてあるが、
これを持って外出するのはどうよというものも中には
あった(..*)。

Dscn91701

12/9 RUN:
10.1km 1:0'2"
@蒲田~ガス橋 往復